税務あれこれ
2024年12月27日 金曜日
令和7(2025)年4月以降の税制改正について〰iDeCo
基礎控除123万円への引き上げなど、各種の改正がありますが、今回はiDeCoについて取り上げてみたいと思います。
iDeCoのざっくり説明をしますと、毎月なんらかの投資を行い、その金額は所得控除となり、受取時には退職金控除や年金控除が受けられる仕組みのものです。
税制的にはいい感じのものです。
iDeCoの受取り方法は、一時金・年金形式・一時金+年金形式の3種類があり、希望する方法を選べます。
将来的には退職金控除の見直しなども予定があるようですが、今回はまず改正内容であるiDeCoの掛金上限額についてみてみます。
ちなみに、iDeCoは「individual-type Defined Contribution pension plan」の略称とのことです。
長すぎます...
日本語にすると個人型確定拠出年金となりますが、表現が少し難しいですね。
さて
現在の掛金上限額と改正後上限額ですが
1 自営業 国民年金との合計で月68,000円から75,000円に
2 企業年金なしの給与所得者 月23,000円から62,000円に
3 企業年金ありの方や公務員 月55,000円(うちiDeCoは20,000円)から62,000円(iDeCo上限は撤廃)に
こうしてみると、今までは企業年金ありの主として大企業や公務員が優遇されていたかなと感じます。
自営業(個人事業主)の方は、給与所得者と異なり、そもそも基礎年金部分しか受給年金の対象にないため、従来も相応の上限金額であったかなとは思います。
企業年金の方など3に対象となる方々は、2024年の12月に掛金上限変更などがありました。
我々中小企業はほぼ上記1と2に対応するのが大多数なので、2025年4月以降に改正となります。
改正後にiDeCo掛金を増額するかどうかは継続検討することとして、いつから改正になるのかは、しばらくウォッチしておいたほうがいいですね。
iDeCoのざっくり説明をしますと、毎月なんらかの投資を行い、その金額は所得控除となり、受取時には退職金控除や年金控除が受けられる仕組みのものです。
税制的にはいい感じのものです。
iDeCoの受取り方法は、一時金・年金形式・一時金+年金形式の3種類があり、希望する方法を選べます。
将来的には退職金控除の見直しなども予定があるようですが、今回はまず改正内容であるiDeCoの掛金上限額についてみてみます。
ちなみに、iDeCoは「individual-type Defined Contribution pension plan」の略称とのことです。
長すぎます...
日本語にすると個人型確定拠出年金となりますが、表現が少し難しいですね。
さて
現在の掛金上限額と改正後上限額ですが
1 自営業 国民年金との合計で月68,000円から75,000円に
2 企業年金なしの給与所得者 月23,000円から62,000円に
3 企業年金ありの方や公務員 月55,000円(うちiDeCoは20,000円)から62,000円(iDeCo上限は撤廃)に
こうしてみると、今までは企業年金ありの主として大企業や公務員が優遇されていたかなと感じます。
自営業(個人事業主)の方は、給与所得者と異なり、そもそも基礎年金部分しか受給年金の対象にないため、従来も相応の上限金額であったかなとは思います。
企業年金の方など3に対象となる方々は、2024年の12月に掛金上限変更などがありました。
我々中小企業はほぼ上記1と2に対応するのが大多数なので、2025年4月以降に改正となります。
改正後にiDeCo掛金を増額するかどうかは継続検討することとして、いつから改正になるのかは、しばらくウォッチしておいたほうがいいですね。